梅雨と新型コロナウイルスと熱中症対策

あじさい 院長からのメッセージ

梅雨の季節が始まりました。皆さま、新型コロナウイルス感染症対策も身について、日常生活を緊張の中にも元気にお過ごしのことと思います。

非常事態宣言前後で変わったこと

手作りマスク


全国非常事態宣言が一応の収束のもとに解除されましたが、道路を歩いても、電車に乗っても、非常事態宣言発令の前と後では、人々の動きが違って見えました。行き交う人々は、ソーシャル・ディスタンスを何気なく取りつつ歩き、電車内では空間をとって座ったり、移動しています。今までこのような形で他人を意識し、お互いに間をとり、話すでもなく、静かに行動する様子は、見られませんでした。
マスクは当たり前のようにほとんどの方がつけています。そのマスクもそれぞれの手作りマスクが多くなり、心なしかファッションとして楽しんでいる方もいらっしゃるようにも見えました。

良い習慣も身につき始めました

手洗い


今まで観念的に知っていても現実的には無縁に近い意識しかなかった、空中や器物にある目に見えないウイルスや細菌などの存在を身近に感じるようになり、手洗いや器物の消毒などを実行しました。

さらに免疫力をつけるために、食事、睡眠、室内での適度なストレッチなどが大切なことが解り、幼児から高齢者まで気をつけるようになり身につきはじめました。

自粛生活で通院中の方、ほぼ全員の検査結果が改善されました

様々な制限が強いられる中、良かった事もあります。

49日以上にわたる全国の緊急事態宣言後は、当院通院中の糖尿病や高血圧症をはじめ慢性疾患の方々はほぼ全員、検査結果がかなり改善していました。みなさま、顔色も良く気持ちのゆとりを取り戻したような、落ち着き感がありました。

自粛生活で取り戻せた生活リズムと健康


当のご本人たちは、在宅勤務で運動不足、やや体重増加などを気にされていましたが、よく聞くと、まず十分な睡眠がとれ、食事は3食を自宅でバランス良く食べていらっしゃいました。

従来の多忙勤務では味わえない基本的な生活リズムの回復により、不足しがちだった心身の休養がいつのまにかとれたおかげのようです。

テレワークは緊張もあったようですが、通勤にかかる時間を他に回すことができた良さもあったのでしょう。

患者さまの中には、自分のデーターが予想以上に良くなって嬉しかったようで「コロナ自粛のおかげだな~」などと言って帰って行かれた方もいました。

ワクチンと免疫力

近い将来において、医療業界を中心とする努力の結果により、ワクチンが開発され、新型コロナウイルス(COVID-19)に対する特効薬もより確実なものになるでしょう。しかしワクチンにしても、特効薬にしても、ウイルスのみを対象としています。ワクチンや特効薬は免疫力を高めるものではありません。

免疫力を高める日常生活をつづけましょう

自粛生活で、通院患者さまの検査結果が、ほぼ全員良くなったように、生活リズムを整えることは、健康な体と心にとても大切です。

誰でも今日から始められる免疫力を培うために必要な事

日常生活において、心に穏やかな気持ちを養いつつ、身体の素晴らしい機能を助ける生活を続ける事で(睡眠、食事による栄養摂取、毎日の軽い運動など)、免疫力を培う生活は、誰でも今日から始めることができます。

いろいろな疾患で治療中の方は、日常の注意や服薬をできるだけ守りましょう。

そうすれば、いざという時に日頃培っている免疫力がおおいに力を発揮し、様々な病気の重症化を避ける確率が高まります。日頃の日常生活こそが、第一の備えとなります。

一人一人が尊い命

私たちの生命は、一人一人がそれぞれに貴重で尊い事、その方にしかできない役割があること、私たちの生命はお互いにつながって生きていること、をしっかりと感じました。

熱中症にも注意してください


この梅雨の季節は、湿度が増すばかりでなく、熱中症にもなりやすい季節です。

皆様は今までの経験で十分に理解しておられると思います。

周囲に人がいないところで、時々マスクをはずしましょう

特にやむを得ない外出時には、マスクが必要ですが、周りに人がいない屋外などでは、外してもかまいません。マスクによる熱に気をつけましょう。

時々、3密を避けて、適当な場所でマスクを外し、水分を補給し、深呼吸しましょう。

ゆとりのある時間を、前もってセッティングしてください。

又、団体行動は、個人の体調が反映しにくい時があるので、できるだけ避けましょう。

豪雨の避難にもお薬の準備を

近年、梅雨の季節にに全国各地で豪雨被害が起こっています。

昔のようにシトシト、ジメジメだけではない梅雨、突然の信じられないような豪雨に、遭遇するかもしれない、という覚悟も、残念ながら必要なようです。

「もしかしたら、避難するかもしれない」という気持ちで、お薬などを、すぐに持ち出せるよう、念のために準備しておいて下さい。

新型コロナ、熱中症、もしもの時の避難時のお薬などと、これまで以上に気をつけることがたくさんありますが、皆様の毎日に、日々の健康と有意義な楽しい時間が沢山あることを、お祈り申しあげます。

2020年6月 若樹内科クリニック 院長 安田浩子

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